1973年、原油価格が高騰し、トイレットペーパーや洗剤など石油関連商品が店頭からなくなり、わずかな商品を求めてお客様が殺到するパニックが起きました。
その時、「お客様に良い商品をより安く、安定的に提供できるパワーを持つためには、全国規模でまとまることが必要」と考えた各地の中堅・中小スーパーマーケットが
東京・新宿にある株式会社三徳の呼びかけに応じて結集したのが、CGCグループです。その本部機能を担っているのが、シジシージャパンです。
1社ではできないこと、みんなで一緒になって取り組んだ方がより地域のお客様に貢献ができること、例えば、商品の開発や調達、物流、情報システム、販売促進、
教育などにCGCグループは取り組んでおり、私たちはそれを協業と呼んでいます。この活動に賛同し加盟したスーパーマーケットが今では、全国各地に約220社4,000店と、日本最大規模といわれる協業組織に成長することができました。
地域企業が協働して、流通の革新を図り、生活者の安心と健康と心豊かな暮らしに貢献する。
■コーペラティブ・チェーン(Co-operative Chain)とは、同じ理念・目的を持つ独立した意欲的な小売
業者が協業した同志結合体の組織を指します。
■このチェーンに加盟する企業は、相互扶助の精神にのっとり、共存共栄を図るとともに、各々の有する
経営資源を持ち寄り、商品、物流、システム、情報等を共有することで、個々の企業の利益=チェーン
全体の利益の創出を図っていかなければなりません。
■CGCグループが志向するコーペラティブ・チェーンは、加盟企業の独自性を前提とし、各社の協業
活動への積極的な参画により、その総意をもって決定した共通の戦略課題に挑戦することで、個の
利益と全体の繁栄を調和・発展させていくものであります。
コーペラティブ・チェーンという発想が生れたのは1960年代。当時、台頭をはじめた大手スーパーと競合せざるをえなかった中堅・中小スーパーの経営者たちがさまざまな試行錯誤の後にたどりついたシステムでした。
コーペラティブ・チェーンとは、そこに加盟する中堅・中小のスーパー各社が、それぞれの経営の独自性を保ちながら、共同で商品の仕入れや物流・販売促進などを行なう組織です。一社のスーパーではできないスケールメリットを活かし、より良い物をより安く提供できる仕組みをつくり、大手チェーンと互角にわたりあっていくことを目的としています。
「共同仕入れ」「共同物流」という機能を満たすために設立されたCGCは、その後「独自のプライベート商品(PB)の開発」や「生鮮食品などの産地開発」、さらに「従業員教育」や経営指導などの「コンサルティング」へも活動の領域を広げ、今日では加盟各社の経営および店舗運営までをも総合的にサポートする組織として機能しています。
CGCが扱っている商品は、野菜、果物、お魚、お肉の生鮮3品をはじめ、牛乳やお豆腐といったデイリー商品、お味噌やお醤油、飲料などの加工食品、菓子、日用雑貨まで、スーパーが取り扱っている全分野に及びます。
おいしさだけでなく、安全性にも気を配り、国内だけでなく広く海外からも「おいしさ+安全」をキーワードに、商品を調達しています。さらに、独自にCGCのブランドの商品を開発。その数は1,000品目以上にのぼっています。
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