東海CGCグループ 東海CGCグループ
たまご「森のちから」のパッケージ

商品開発ストーリー 森のちから


毎日の卵を、当たり前に。
その答えに挑み続けた〈森のちから〉

品質と価格。そのどちらかではなく、どちらも大切にしたい。そんな思いから生まれたのが、東海CGCのプライベートブランド卵〈森のちから〉です。2006年の発売以来、東海の食卓を支え続けてきたロングセラーブランド。約20年愛され続ける、その理由を紐解きます。

Topics 01

毎日の食卓を支える、卵という存在

スーパーマーケットの卵売場は、「店の縮図」と表現されることがあります。並んでいる商品の顔ぶれを見れば、品質を重視しているのか、価格を大切にしているのか、そのバランスが見えてくるからです。東海CGCの売場づくりにおいても、卵は長年大切にしてきたカテゴリーのひとつでした。

卵は毎日のように手に取るものだからこそ、「手頃さ」と「安心」をどう両立するか。それは売場にとって、簡単には答えの出ない問いでもあります。〈森のちから〉は、その問いと真剣に向き合うことから生まれました。

パックに並んだ賞味期限シール付きの「森のちから」のたまご

Topics 02

協業だからできた自信作〈森のちから〉

きっかけは、イセ食品(現・たまご&カンパニー)が三重県伊賀市に新たな農場を設ける計画を進めていたことでした。その話を知った東海CGCが、「この農場で一緒にプライベートブランドの卵をつくれないか」と声をかけたことが、はじまりです。

東海CGCには、安心して選べ、無理なく買い続けられる卵を届けたいという思いがありました。一方で、生産体制を持つイセ食品には、高品質な卵をより多くの食卓へ届けたいという願いがあります。こうして始まった商品開発は、生産・流通・販売、それぞれの立場から意見を持ち寄りながら進んでいきました。

品質を追求すれば価格は上がる。しかし、売場では手に取りやすさも欠かせない。「どちらか」ではなく、「どちらも」を実現する。その難しさに向き合い続けた末に生まれたのが、〈森のちから〉です。一社だけでは出せない答えを、協業という力で形にしました。

山あいに広がる三重県伊賀市の養鶏農場を空から見た様子

Topics 03

信頼の品質と価格は、小さな積み重ねから

〈森のちから〉の特徴のひとつが、黄身の濃い赤みがかったオレンジ色。これはエサに含まれるパプリカ由来の成分によるものです。また、エサにはよもぎや海藻なども加えることで、臭みを抑えた甘みとコクのある味わいに仕上げています。

安心・安全でおいしい卵を、できるだけ手頃な価格で届けたい。その思いを実現するためには、生産だけでなく、流通や販売の仕組みづくりも欠かせませんでした。鶏は売れ行きに合わせて卵を産むわけではありません。だからこそ、計画発注・計画納品で生まれた卵をできるだけ無駄なく届けられる仕組みを整え、生産ロスの削減につなげています。

また、卵のサイズ規格を一般的な5段階から、「大・中・小」の3種類に集約することで生産効率を向上。納品単位も見直し、価格と品質の両立を支えています。そして、〈森のちから〉専用に40万羽を安定的に飼育することで、東海CGCグループ全メンバー企業へ月60万パックを継続して供給できる体制を整えました。この規模だからこそ実現できる、手頃な価格です。

それを支えるのは、安全への妥協しない姿勢でもあります。三重県伊賀市の農場では3世代にわたり一貫管理。ウイルスや細菌の侵入を防ぎ、温度や環境も徹底管理しています。産みたての卵は農場直結の施設ですぐに選別・洗浄・パック詰めされ、保冷トラックで各店舗へ。農場から食卓まで、鮮度を守るつながりを積み重ねてきた。それが〈森のちから〉への信頼の正体です。

赤みがかったオレンジ色の黄身が際立つ「森のちから」の生たまご

Topics 04

長く愛されるためのかたち

〈森のちから〉が誕生したのは2006年。以来約20年、累計1億2千万パッケージを超えるロングセラーとなったのは、商品の力だけではありません。メンバー企業では発売当初から試食販売や食べ方の提案を重ね、お客様との接点を丁寧に積み重ねてきました。作り手と売り手が、同じ思いを共有しながらブランドを育ててきた。それもまた、大きな強みです。

そうした温かみは、パッケージにも宿っています。イラストとコメントを手がけたのは、食をテーマにした作品で親しまれた漫画家・エッセイストの東海林さだおさん。卵への深い愛情とユーモアあふれる視点が、パッケージにも込められています。発売以来ずっと変わらぬその佇まいは、手に取るお客様に親しまれ、10周年には記念冊子への特別寄稿も実現しました。

品質、価格、そして人の温もり。〈森のちから〉が愛され続けてきたのは、そのすべてが重なり合った結果です。

東海林さだお氏の特別寄稿「卵はかわいい。」が掲載された10周年記念冊子
「森のちから」のたまごパッケージ
だし巻き卵や親子丼など「森のちから」を使った料理
ボウルで泡立て器を使って溶いた「森のちから」のたまご
森のちから たまご 10個入り

開発ストーリーの商品

森のちから たまご 10個入り